頭を良くすることができるとして、日本でも一躍有名になったのがDHAであり、雑誌やテレビなどのメディアが中心となって連日特集していましたが、一過性ではなく今日においても相変わらず摂取すべきであると言われるのは、研究の結果、尚一層効能や実力が判明してきているためです。
そもそも、DHAが突如として注目され始めたのは、1970年代に講じられた研究が関係しています。
研究対象となったのはグリーンランドの先住民族であるイヌイットであり、過去の死因を調査していった結果どのような国でも多くの割合を占める心筋梗塞が極めて低く、動脈硬化や脳梗塞といった血栓症にも見舞われていない事がわかりました。
寒さが厳しく作物も育ちにくいという土地柄もあり、食材のメインとなるのはアザラシや魚介類で、野菜類に関しては一切口にしないという珍しさがあります。
他国から見ると著しく偏食しているように見えるものの、体調不良になったり平均寿命が短くなるどころか、命に直結する重病に見舞われず健康状態が良好であるのに世界中の学者や医師が驚愕しました。
研究が加速し導き出された答えは、アザラシに存在している脂肪層の中にあるDHAが現状を作り出している事が判明し、論文として纏められて発表されました。
そのため、野菜を食べておらず動物性蛋白質のみで食生活を送っていたとしても、血液サラサラで血栓ができず動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞になっていません。
ただし、DHAが血液サラサラにしてくれる作用がある事が判明したものの、イヌイットとは明らかに違う食文化であるため、指をくわえて見ているしか無かったのが事実です。
しかし、希望の光となったのはカツオやマグロといった日本の人々にとっても馴染みが深い魚類であり、1990年の秋に実施された調査によりとても高い濃度のDHAがある事が発覚しました。
それ以来すっかり健康維持に欠かせないものとなり、健康診断などでコレステロールに異常値が認められた場合などは、医者が健康を取り戻すべくDHAのサプリメントを紹介するほどです。
DHAのサプリメントはたくさんありますが、私が調べた中で一番よさそうなのは、さくらの森から発売されている「きなり」というサプリメントです。
DHAの含有量が他のDHAサプリメントよりもかなり多く、しかも吸収力を上げるためにクリルオイルやナットウキナーゼという栄養素が入っているサプリメントです。
鍼灸師・柔道整復師のやまざきさんという方が、自らの体験を基に高血圧に役立つ情報を提供しているサイトがあるのですが、そちらで実際にやまざきさんがきなりを1か月間飲んでレビューされている「きなりレビュー」という記事があるので参考に見てみてはいかがでしょうか?